インタビューUターン・Iターン事例紹介
【本田 秀利 さん/ファイブヴィレッジ株式会社】のんびり地元南予で暮らし、好きな仕事ができる喜び
● お話を伺った人:ファイブヴィレッジ株式会社 本田 秀利 さん
~未経験からシステムエンジニアへの転職
のんびり地元南予で暮らし、好きな仕事ができる喜び~
「四国のテレビ番組で会社が紹介された際に、社員紹介で出演したことがあるんですよ」。と笑顔でお話してくださった本田秀利さん。
本田さんは40代、未経験からシステム開発職に就きたいという希望を叶えられた方。
宇和島東高校卒業後、フリーターを経て、開設されたばかりのファイブヴィレッジ株式会社に入社。
入社後すぐ親会社である東京のエンザントレイズ株式会社に転籍し3年の勤務後、地元勤務を希望し再び転籍。
現在に至ります。
転職の経緯や現在のお仕事についてお話をお伺いしました。
● 現在はどのような仕事をされていますか?
ITを導入されていないお客様の業務をDX化するためのソフトフェアを開発しております。
ネット通販サイトのシステム開発や、既存システムの機能追加などです。
リーダー的な立場でメンバーのサポート業務も行っています。
● 転職された際は未経験だったと伺いました。
高校を卒業した後、長年フリーターでアルバイトを転々としていました。
9年程前、バイト先の閉店をきっかけに転職活動を始めました。
ハローワークで募集していたファイブヴィレッジを見つけて応募したのがきっかけです。
元々スマホのゲームを作るためにプログラムを組んでいましたが個人的な趣味の領域。
IT業界に興味はあったのですが、業務経験3年以上など経験者しか採用してもらえない所がほとんどです。
そんな中で未経験でも採用してもらえたこと・地元にある会社だったことが決め手となりました。
入社して数ヶ月後に、東京の親会社に転籍しました。
未経験からのスタートは大変な事もありましたが好きだから続けられたという一言につきます。
● 地元へのUターンを希望された理由をお聞かせください。
転籍していますので、このまま東京で勤め続けるという道もありました。
しかし3年程経った頃、地元宇和島の自然環境が自分には合っていると思ったこと、両親が高齢なので近くにいてあげたいと思い再び転籍し、地元へ戻りました。
若い頃には都会への憧れもありました。
休みの日には遊びに行く選択肢が多いのも魅力です。
しかし、実際に都市部に住んでみると、年齢のせいもあったかもしれませんが毎日職場と家の往復で、都会ならではの商業施設や観光地をほぼ利用しませんでした。
人の多い環境に馴染めず、通勤ラッシュがしんどくて徒歩で1時間半歩いて通っていました。
また、都会でしかできないと思っていたITの仕事はITだからこそ場所を問わず地元でもできる事が分かりました。
現在、自分にとって「システム開発の仕事」と「自然が溢れる地元で暮らすこと」という大切な2つの希望が叶っています。
ほんとうにありがたい環境で働けていると思います。
東京から帰ってきた時、地元の空気のおいしさにびっくりした事を今でも覚えています。
都会のザワザワした喧騒から離れて、毎日穏やかに過ごせています。
● 愛媛県へのUIJターン転職を検討している方へメッセージをお願いします。
今はインターネット環境を利用すれば、物が手に入らないという生活の不便さは地方でも少なくなってきました。
それに加えて、テレワークで問題なく仕事ができる事例が増えてきていますので、「東京に居ないと仕事ができない」というよりは、「東京でできる仕事は、地方でもできる」と思います。
愛媛県への転職を考えている方は、何も心配せずにチャレンジしてほしいです。
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