企業インタビュー

【株式会社テックアイエス/植松 洋平 さん】学生から社会人まで「全ての人にテクノロジーのチカラを」

■会社概要
2016年7月。
同社の前身である株式会社Market Driveを 設立し、メディア事業をスタートさせました。

海外へも事業の幅を広げながら、2019年4月からは「どこにいても、生まれても、世界最高の教育を受けられる。」というバリューのもとに、プログラミングスクール事業を開始。

スクールは松山の他、広島・名古屋・島根・岡山・オンラインで開講。2022年より本社を愛媛県松山市へ移転。法人研修事業にも力を入れています。

■事業内容
「全ての人にテクノロジーを使いこなす力と人の生活を豊かにすること」が我々の役割です。
プログラミングスクールの運営や、法人研修事業の他、若年者向けのリテラシー強化セミナーの開催や行政のDX化プロジェクト支援も行っています。

◆プログラミングスクール事業『TECH I.S.テックアイエス』
◆法人研修事業　
◆メディア事業　ほか

●「挫折しない」仕組みを提供して、学習環境課題を解決！

当社はスクール事業をメインに行っています。

私は以前に教育関連事業を行ってきた経験から、スクール運営において最も重要だと考えているのは、生徒の学習定着率の向上です。そして、定着率をあげるためには「どれだけ挫折せずに継続できるか」が大切です。

例えば、大人数の授業だと、質問のタイミングを逃してしまう。
また、独学の場合なら「分からないことが分からない」まま放置して挫折してしまう傾向にあります。
一方、マンツーマンや少人数制の授業では、講師がすぐそばにいるので成績もあがっていきます。

そこで、私達のスクール（オンライン）では、すぐに疑問を解決できる「5分以内対応」を導入しています。

人によって分からない時間は違いますが、疑問をそのままにしない環境づくりを徹底しています。

また、分からない事というのは、言語化できないものです。
疑問に答える際はZOOMを繋ぎ、実際に画面を見ながら会話する事で生徒の疑問箇所を講師が汲み取れるようにしています。

●「つながり」が財産に！生徒同士のコミュニティ作りを積極支援

人の繋がりやご縁がどれだけ大切か。
私自身、身をもって体感してきました。

そんなことから、オンラインスクールでは、単なる知識の習得だけでなく、生徒同士のリアルな「つながり」を重視しています。

月1～2回は愛媛からスタッフが各地を訪れ、オフ会を開催。
オンライン上でも積極的に交流の機会を設け、月10回ほどのイベントを実施しています。

そして、卒業後も生徒達が自由に参加できるコミュニティを築き、「人のつながり」を財産としてもらうこと、共に成長できる場所を目指しています。

実際に、卒業生の中には、一緒に起業したり、「自分の地元でチャレンジしてみたい」と当社のスクールを開講したりと、新たな挑戦を始める方もいます。

彼らのサポートを通じて、業界全体の活性化にも貢献したいと考えています。

●独自のツール＆ノウハウで企業の成長を後押し！法人向け研修事業をスタート

現在、力を入れているのは、法人向けの研修事業です。

企業ごとにデジタル化の状況や人材育成の課題は多種多様です。
そこで、スクール事業で培ったノウハウと独自の診断ツールを活用し、各企業の課題に合わせたDX推進のため人材育成のサポートを行っています。

具体的には、企業のデジタル導入状況や人材配置を診断し、最適な研修プログラムを提供しています。

●ITで人材育成を加速！若者が地元で活躍できる愛媛へ

多くの企業から、人材不足に関する相談を受けます。
採用も一つの方法ですがもっと社内の人材に目を向けてほしいと思います。

企業にとっては大変ではありますが、時間をかけて人材を育てていくことは、企業のためだけなく、社員がイキイキと働ける環境作りに繋がると考えています。

『人類の進歩に貢献する』ことは創業以来変わらないビジョンです。

今後もテックアイエスは、テクノロジーを駆使して、人々に新しい世界への出会いと感動を届けて行きます。

●―メッセージ―

東京や県外で働いている方にお伝えしたい事は、今持っておられる経験やスキル、人脈や繋がりすべて愛媛にとって特別な財産（資源）になるということです。
そして、その力は掛け合わせることによって大きな力を発揮できると考えています。

愛媛に少しでも想いがある方、ぜひ愛媛で仲間として一緒に愛媛を盛り上げていきましょう！

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